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活用のブロックチェーン〜TrustとKyberNetworkで見るWeb3.0の可能性〜参加レポート【前編】

Web3.0セミナー

行ってきました。Web3.0イベント。

「活用のブロックチェーン〜TrustとKyberNetworkで見るWeb3.0の可能性〜」

ってタイトルですね。長い

 

主にWeb3.0を中心として、Trust、KyberNetwork、Steemitの話なんかもありました。

TrustとKyberNetwork結構注目してるのでめちゃめちゃおもしろそうだなーと思って参加しましたが、Web3.0の形が少しずつ見えてきた気がします。

とても楽しんで参加できました。

特にKyberNetworkの話は非常に興味深かったですね。

という事でレポートしていくことにします

 

登壇者は以下お三方。

特にWeb関連のdApps界隈で最前線に立って活躍されている方々です。

Steemit Japan Ambassador Sho T <イントロダクションLT>

世界初ブロックチェーンSNS「Steemit」の JAPAN Ambassador。

これまでに「Steemit × ALIS × PoliPoli × Gaudiy」の4プロダクトのクロスコミュニティイベントの企画立案や、

各種イベントでの登壇等を行う。今回はWeb3.0について、イントロダクションLT予定。

 

Trust Wallet Japan Ambassador マキオ

IT企業のエンジニアとして金融系WEBシステムを構築する傍ら、EthereumのDAppsを中心に情報発信を行うブログ「マキオネア」を運営。

ブログ以外にもTrustの日本Telegramグループでadminを行うなど、日本でのTrust Wallet普及に貢献している。

 

Kyber Network エバンジェリスト hory

中国と日本で働きつつ、分散型流動性プロバイダであるKyber Networkのエバンジェリストとして、日本へのマーケティングの仲介役を担う。

主にEthereum関連の情報発信を行うブログ → “Oh, my Trustless!”

引用:connpass【増枠】活用のブロックチェーン〜TrustとKyberNetworkで見るWeb3.0の可能性〜

それでは行ってみましょう!

 



前段・そもそもWeb3.0って何?

 

イベントレポートに入る前に。

というか今ってWeb2.0になってんの?いつの間に?

という人もいるかもしれないので簡単に整理しておきます。

定義は人によって様々ですが、今までのWebの変遷イメージとしてはこんな感じになると思います。

 

Web1.0 : インターネット黎明期、ダイヤルアップ回線や静的コンテンツ

Web2.0 : 「見るものから参加するものへ」SNSの確立、ブログやYoutubeを使った個人での情報発信が可能に

 

Essentia.oneの創業者ブログを参照してまとめるとWeb3.0の特徴はこんなイメージになるかと思います。

・非中央集権的

・サーバーダウンなし

・運営の管理するサーバーではなく、個人で分散してデータを保有

・相互運用性がある

・IOT連携、デバイスを超える可能性

 

要はdAppsの非中央集権的な仕組みがWebに組み込まれた新しい形のWeb、それがWeb3.0です。

言い方を変えると、「個人の時代」となる為の将来のプラットフォームがWeb3.0なわけです。

現在のアプリケーションはWeb3.0になることによって例えば、以下のdAppsに変遷していくと考えられています。

WEB3.0変遷図

ポイントとしてはWeb上のデータに対する権力、データのありか、その全てがブロックチェーンによって分散化されている、という所ですね。

GoogleやFacebookのような超巨大プラットフォームがユーザーの情報を集め、莫大な利益を得ている現在から、個人へ力を分散させる事が期待されています。

どんな形になるにせよ、ブロックチェーンによってWebの形が姿を変えつつある事は間違いありません。

 

イントロダクション/ LT「Web3.0の可能性と現状の課題」 by sho Tさん

会場の風景

最初はsho TさんからWeb3.0全体のお話。

お会いするのは今回が初めてでしたがsho Tさん、Steemitの最前線で活躍されており、dApps、ブロックチェーン関係に非常に幅広い知見がある方です。

知識、アイデアが湯水の如く溢れる感じの、素晴らしい方でした!

 

人が運用するサービスの創造から自律的に動く経済圏の創造へ

 

・Web3.0では従来のようなヒエラルキーによる組織から、参加者によって盛り上がるコミュニティができる。

・人々は既にあるプラットフォームを使用するのではなく、自らコミュニティを形作っていき、そのトークンエコノミーの中で利益を得る事ができる。

・プラットフォーム企業が権力を持つWebから、中央なしで自律的に動く経済圏へ移り変わっていく。

 

最初はWeb3.0の概要とどのように変わっていくか?という話から。

やはりWEB3.0は「大企業から個人へ」という権力のシフトが最も大きなポイントになってきますね。

 

Steemitとは?

 

・ブロックチェーンベースの記事投稿プラットフォーム。

・記事を投稿し、評価される/することによってトークンが付与され、報酬となる。

・Steemitの仕組みの中では自浄作用が働き、自然と良記事が残っていく、というコンセプト。

・Steemトークンの保有量に応じてSteemit内での権力(SteemPower)が多くなり、そのトークンを多く持つ人はBANする権力も持つ(自浄作用が働く)。

・例えば、美容院で店舗決済にSDDを使用する。

すると美容院を経営しているだけでSDDの保有量は増えていき、SteemPowerもまた高めることができる。

Steemit内だけでなく、外でSteemトークンを集めることでもSteemit内での権力を高める事ができるので、エコノミーの拡張になる。

 

Steemitとは?という方はこちらの記事がわかりやすいです。

記事を書くだけでもらえる仮想通貨【Steemit(スティーミット)】とは

SNSにおける分散化は無法地帯になりそうだ、と思ってたりしましたが、BANする権利も一般ユーザーに与えられる設計になっているんですね。

ALISとかSteemitなどの記事投稿系のdAppsは比較的早い段階から普及していくんじゃないかなーと個人的に思ってます。

ALISもBANできる権利ってユーザーに付与されているのでしょうか。(ALISの詳しい人教えてください)

 

近々、何が起きるのか?

 

・Plasmaなどのレイヤ2が実現するとdAppsは無限に増えていく”発散フェーズ”に移っていく。

→すると無駄なdAppsが増え、次第に使われず、塩漬けになるトークンも増えるのではないか?

・dAppsは正直今使いづらい、改善は必須。

UX:Trust(ウォレットからWeb3.0へ)

流動性:KyberNetwork

これらのプラットフォームがdApps発散フェーズを支える基盤になるのではないか。

・dAppsアイデアソンを開くよ!来てね!

 

フェーズの移り変わりと問題点については、同意です。

今ですらボコボコ新しいブロックチェーンゲームができていますが、これからはブロックチェーンゲームのみならず把握しきれないほど大量のdAppsが乱立しそうですね。

僕も既に塩漬けになっているERC721トークン色々ありますが、、何が流行るかはわからないので仕方ない部分もあるかなーとは思います。

トークンが乱立する段階では流動性の問題は絶対に改善するべきだよなーと思っています。

 

Web3.0時代のAppStore(Dappsインターフェース)となりうるTrust Walletについて by マキオさん

TrustWalletについて

 

つづいてマキオさんからTrustのお話です。

なぜモバイルなのか?

なぜモバイルなのか

・今PCを持っている人が少ないのに対して、スマホはほぼ1人1台持っている

 →dAppsの普及にはモバイルの対応が不可欠

・dAppsを使用する上で所有者の証は秘密鍵であり、秘密鍵の管理にはウォレットが必須

→しかし現段階はUXの課題が非常に大きく、ユーザーが覚えるべきことも多い

・秘密鍵を管理するために使うのがTrust Wallet

→Trust Walletでは複数の秘密鍵を管理できるので用途別に使い分けられる

・IOS版は全てオープンソース、アンドロイド版は詐欺アプリが出るため途中のバージョンからオープンソースにしていない

・Trustの社員は3人、オフィスはスタバ、ブロックチェーンらしく地理的に分散して働いているらしいw

Trust Walletとは?始め方は?という方はdApps Marketさんの記事がわかりやすいです。

Trust(トラストウォレット )とは?登録の手順と使い方を解説

実際、他のウォレットアプリと比較してもUIが使いやすくとても重宝しています。

ではTrust Walletにはどのような特徴があるのでしょうか?

 

Trustの特徴

Trust Dappsって?

・テレグラムをイメージした直感的なUI

・ERC20,ERC721のトークン管理が可能

→持っているトークンのアイコン、ゲーム内アイコンも自動表示

トークンのコントラクトアドレスを入れなくても内部でAPIを使用して自動的に表示させる。

ERC721トークン:OpenSeaのAPIを使って表示

価格:Coin MarketcapのAPIを使って表示

また、トークンのアイコンは誰でも追加可能。自分で作ったトークンのアイコンを追加することも可能!

・送金、着金した時のプッシュ通知機能

→プッシュ通知は端末のIDとウォレットアドレスの組み合わせがサーバーに保存されている為、やや中央集権的と言える。

各アドレスと日本人、アメリカ人などの対応表をサーバーに保存してしまうと、アドレスに個人の情報が紐づいてしまう事になるのでローカライズは未対応

プッシュ通知がちゃんと日本語/英語と分かれてくるアプリがあれば、サーバーに対応表が保存されているという事なので注意!

・dAppsブラウザとしての用途、IDEXに対応

→ホーム画面のdAppsブラウザのリスト、IOS版はappleによって消された。ブックマーク表示させてるだけなんだけど、、、

マキオさん作成のdAppsリストあるのでブックマークして使ってね!

・KyberSwap

→2タップするだけでKyberSwapへたどり着くことができる、普通の取引所は使用する必要がない

・日本語対応済み(horyさんとマキオさんにより翻訳)

・Trust SDK

→dAppsのUXはどこまで行っても結局ブラウザベースなので微妙。ただネイティブのアプリにするとセキュリティリスクあり、、、

Trust SDK使えば秘密鍵使う部分はTrustにお任せする事が可能。

 

盛りだくさんですね。笑

プッシュ通知のローカライズをすると中央集権的になってしまう、という話は目から鱗でした。

この辺もWeb3.0の一つの課題になってきそうですね。

マキオさん作成のdAppsリスト、めっちゃ使わせて頂いてます。神ですか。

Trust DApps List

IOSユーザーならブックマーク必須ですよ。

 

Trust Wallet直近の予定

 

・BTC/BCH/LTCに対応

・NEO/EOSに対応

・消えてしまったトランザクションのタブに変わるUI改善

・Trustチームが日本に来た理由が何かあるらしい、、、直近に重大発表あり?(マキオさんも知らない)

 

お!結構いろんな通貨対応するんですね。

トークンポケットはBTC対応する予定はないみたい(ERC-20に特化する)なので、この辺は大きな差別化要因になってきそうです。

いやー、Trust期待できますね。ウォレットアプリの中では頭一つ抜けてる感じがあるので頑張ってほしいです。

Operaが参入してきたらガチンコ対決みたいな感じになるのかな。

 



後編へ続く

 

思いのほかボリューミーになってしまったので後編へ続きます!

後編ではhoryさんによるKyberNetworkの話に移っていきます。

では。

後編:活用のブロックチェーン〜TrustとKyberNetworkで見るWeb3.0の可能性〜参加レポート【後編】

 

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